ギックリ腰の背中のケースで、背中の強力な筋肉の炎症と収縮による痛みを伴う状態。
一般的になるケースは少ない。
ギックリ背中になると浅呼吸(深呼吸ができない)や肋間神経痛様の症状がみられることが多い。
ふとした瞬間に背中の筋肉に急激な力が入り、背部の筋肉に炎症と収縮を起こすことが原因です。
特に重い荷物や力仕事をしたなどの要因はないことが多い。
症状には浅呼吸や胸部圧迫感、背部やわき腹のしびれ、体を捻るなどの動作痛を伴う。
浅い呼吸で体幹を固定すると痛みは発生しないので、動かないことが一番安全ということになる。
肋骨のコルセットなどは体幹を固定することに繋がるので効果的です。
薬物療法と理学療法があり、理学療法が効果的です。
薬物療法は鎮痛薬や筋弛緩剤が用いられる。
理学療法は肋骨の圧迫や背中の筋肉を緩めるなど物理的なものが有効なことが多い。