急性のもので、腰に急激な負担がかかった時に仙腸関節が数mm歪み、体に防御反応が起こり腰に炎症をきたした状態です。
仙腸関節は強固な靭帯がついている為、5mm程度しか動かない。
防御反応によって腰の腰方形筋という筋肉が過度の収縮が起こることによって炎症を引き起こしていると考えている。
※医学的には骨盤は動かないものとされている。
骨盤にある仙腸関節に過度の負荷がかかり、仙腸関節を固定するために無意識下で腰方形筋が過度に収縮を起こしてしまうために起こる。
一般的に気を抜いた状態で体を丸めるやかがむなど背中を丸めた状態でなることが多い。
長距離の運転後になることもある。
症状は主に腰の激痛や痛みによる動作痛(ほとんど動けない場合もある)です。
症状が軽い場合は歩いたりすることができる。
基本的に立っている状態で痛みが緩和することが多い。
理学療法では、マッサージや他動運動(股関節や背骨)での痛みや動きにくさの緩和が見込める。
薬物療法は、ブロック注射や鎮痛薬、湿布薬での処置となる。
痛みは2.3日~1か月と個人差が大きい。